1968-03-22 第58回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
運賃も上げますが、そのほかにわれわれがやらなければならぬのは、収入をふやす、積極的合理化もする、つまり投資効果をふやすということで、これは一番大きな問題だと思います。
運賃も上げますが、そのほかにわれわれがやらなければならぬのは、収入をふやす、積極的合理化もする、つまり投資効果をふやすということで、これは一番大きな問題だと思います。
まず国鉄の合理化というものにつきましては、経費の節減と積極的合理化と工事費のカット、大体この三項目において最善の努力をわれわれはいたしております。こういうことを申し上げましてお答えといたします。
まず第一に金属鉱業について申し上げますと、そのおもなるものは、国による探鉱助成策の積極化、鉱産物の価格及び需給の安定化、積極的合理化の推進及び中小鉱業対策、企業整備対策、離職者対策及び地方自治体の財政対策等であります。一、探鉱助成対策としては、新鉱床探査補助金の大幅増額と単価の引き上げ及び全額政府出資による探鉱事業団を早急に設立すること。
また、石炭不況のもとにつきましても積極的合理化を推進いたざせますため、開銀及び中小公庫によります特利の適用、償還期間の延長等の措置をとることといたしておるのであります。これらの施策を実施いたしますため、今国会において、石炭鉱業合理化臨時措置法の所要の改正につきまして御審議を願うことといたしておるのであります。
それからもう一つは、積極的合理化に大へん熱心だという一つの理由が、この線区はもうかって黒字線区だからというので高度のサービスをしておる向きがありはしないか。高度のというよりは、国鉄全体の規模なり経営自体からいって、それ以上のことはやらなくてもいいということまでやっておるのではなかろうかと私は思うのです。こういう点があれば改める必要があると思う。それからもう一つ、赤字の原因です。
反対の第一点は、企業の積極的合理化促進法案ではないということであります。本法案の内容は、技術向上の促進、機械設備等の近代化の促進、産業関連施設の整備、中小企業の診断等がその中心であります。この中で、技術の向上の促進と中小企業の診断とは、現在実施中のものをそのまま本法案に整備統合したのみでありまして、予算の拡大等のこともなく、何ら新機軸を認めるわけには参りません。
この積極的合理化ということに鐵道從業員は非常に期待をもつている。ところが今度の運賃増収によつて積極的合理化ができるかどうかということですが、運賃は安本か物價廳の方面できまるということになつてくれば、鐵道の積極的改良という面についての實施ができるかできないか。從つて現實の収入からどういうふうな積極的合理化をお考えになつておるかという點をお尋ねしたいのであります。